9月22日、弥生文化博物館にて、第2回となる学芸員スキルアップ研修を開催しました。
今回のテーマは対話型鑑賞。
京都造形美術大学で対話型鑑賞(ACOP)を学んだ、泉大津市の荒川さんを講師に迎え、入門編として座学形式でお話を伺いました。
対話の中でコミュニケーション能力のほか、言語能力、表現力、論理力、他者の視点の取り込みによる幅広い価値観の形成など、さまざまな効果が期待されている対話型鑑賞。
その発祥とされるニューヨーク近代美術館(MoMA)では、アルツハイマー患者への導入のほか、ビジネススキル研修などにも応用されています。
実際に体験してみると、対話しつつの鑑賞がいかに深い観察と思考につながるものかがわかります。
見る→考える→話す→聴く
以上をサイクルとして回していく中で、参加者からさまざまな感想や意見が出ました。
それをまた考えていく。
刺激的な知的体験となりました。
今後も実施していきたいと思いますので、ぜひご参加ください。
(弥生博 中尾)
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